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経過報告の対応に注意!

ホームページ制作において適切な経過報告とはいったいどのような形で行われるべきでしょうか?

制作状況において進捗を報告することは、状況把握を促すだけの役割にとどまらず、未然にリスクを察知し余計なトラブルを回避することや、工数と予算が想定通りに進められているかを確認するうえで非常に重要となってきます。

進捗報告を介して、プロジェクトに関わる関係者の意思疎通を図ることもできますし、直接的に関係していない部署・上長らへの報告連携としても活用することができます。

しかし、案件の規模や要件によっては、進捗報告をすることで余計なトラブルに発展してしまう場合もありますので、必要に応じてしっかりと対応の使い分けを心がけましょう。

経過報告をするメリット
  • 目標やプロジェクトの達成意識が上がる
  • 日々進捗を確認するということは、目標やタスクも同時に確認することに繋がり、自然と目標の意識付けをすることができます。

  • 課題や問題を早期発見できる
  • 問題や困っていることがあるにも関わらず、そのまま業務を進めてしまうと、目標の達成率は大きく下がってしまいます。制作工程がなかなか目に見えないからこそ、スケジュールの遅延が起きやすく、プロジェクトの失敗に繋がりやすいため、早期発見は重要なポイントになります。

  • スケジュールやタスク、優先度が可視化される
  • プロジェクトを進めたりする上では、やるべきことをしっかりと洗い出し、その中で業務の優先順位を明確につけ、優先度の高いものから取り掛かっていくことが重要です。

  • 達成へのノウハウが蓄積される
  • 進捗管理によって日々の行動をトラッキングし、分析することで、今後、管理者はどのような管理を行えばよいのか、また個人はどのように業務を進めれば良いのかといった達成への知見が溜まっていきます。

経過報告でトラブルとなる要因
  • 進捗のみを確認している
  • 進捗管理といっても、単にどれだけ進んでいるのかのみを確認するだけでは、目標の達成やプロジェクトの成功を望むことはできず、進捗管理がうまくいっているとは言い難い状態です。

    進捗を確認するのみではなく、現状を多角的に把握・分析し、目標やプロジェクトを計画通り達成するためにはどうすればよいのかを考え、実践しましょう。

  • 進捗率の定義が曖昧になっている
  • チーム内で進捗の考え方にばらつきが出ていると、現在の進捗率から考えた残りの業務の把握に誤りが出てしまい、計画通りに目標やプロジェクトが進行しないという事態も起こってしまいます。

  • 関係者への共有機会がない
  • 様々な方法を組み合わせて、進捗を共有することで、より高度な進捗管理の仕組みを作ることができるでしょう。

    共有機会が少ないと、進捗をそれぞれで確認して現状を把握することができなくなってしまうため、進捗管理の精度は低くなってしまうでしょう。

  • 信頼関係が築けていない
  • チーム内でそれぞれが信頼して助け合えるような、雰囲気を作ることができれば、全員が同じ方向を向いて頑張ることのできるチームを作ることができます。

    そうすれば、効果的な進捗管理ができる強固な土台を作ることができるでしょう。